2016

2015年8月、偉大なる母が亡くなり約4ヶ月が経ちました。

2016年。
やっと連休が始まったかと思えばもう終わりそうで愕然としています。
10連休だったはずなのに・・・


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世間一般的に喪中とは言いますものの、我が家は浄土真宗なので、
「往生即成仏」(亡くなってすぐ仏様になるため、死=穢れという概念がない)であり、
普通に年越し蕎麦を食べ、氏神様に初詣に行き、
2日は親戚と母の墓参りに行きました。

母が倒れてから亡くなって、しばらく呆然とし泣いてばかりいた祖父母も
少しだけ元気になり、安心した次第です。

おじいちゃん、おばあちゃん、長生きしてね。
もちろん、父も、妹も。

 

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母が亡くなってからは「死」がグッと身近なものになりました。

57歳。
日本人女性の平均寿命が86歳であることを考えるとあまりに若すぎる死。

亡くなる数カ月前には私の誕生日を祝ってくれて
お肉が好きでしょ?と言って良いお肉ですき焼きをしてくれました。
数日前には伊勢丹で大好きなストールを買い、
妹と一緒に高級なジャムを買うか迷って、
「身の丈にあわないね」なんて笑ってやめて、
前日には父と一緒に大好きな山登りをして、
当日は天職だった家庭教師をして、
帰り道、大好きだったパワーストーンを迷って、選んで、
やっと決めて買って、店員と雑談をしていたら、その場で倒れてしまった母。

亡くなってから、当日の話を詳しく聞くほど、
「死」は突然やってくるものなのだと実感させられました。


お母さん。

あなたがいなくなってから私は
なるべく自分で料理をし、野菜を食べる機会を増やしました。
焼き肉に行く回数は減らしたよ。
運動も始めました。
週に1、2回、ホットヨガをしています。
あなたが気にしていたニキビもなくなったよ。
英語の勉強を始めました。
どんなに不況になろうと、生き残れる力をつけられるように頑張ります。
妹のこと、前より気にかけています。
でも2人とも私よりしっかりしてるから大丈夫。

昨年末は文句を言いながら作っていたお煮しめ、ちゃんと作ったよ。
まさかこんなに早く受け継いでしまうことになるとは思いませんでした。
お母さん、いっぱい頑張ってくれてありがとう。
ありがとう。

 

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後悔しないように生きること。
母が教えてくれたこと。

お墓参りにいったとき、
そこにあなたがいるように思えませんでした。
日常で、ふとした瞬間見守ってくれているような。
あたたかい空気を感じることがあります。

子供にたくさんの愛情を注ぎ、教育を惜しまず、
趣味を謳歌し、たくさんの友人に囲まれて。
誰からも愛されていた母。


生きていれば明日は58歳の誕生日。

孫を見せられなかったのが唯一の心残りだけれども、
あなたがこの世に残してくれたこの命、大切な家族、そばにいてくれる人たちに
恥じないように生きていきます。

精一杯生きれば、きっとまた会えるでしょう。
ありがとう、ずっとそばに居てね。

 

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2016年の目標は「変化」。

2015年暮れから意識し始めた、いまを「変える」ということ。
2016年は行動に移し、未来に繋がるよう一歩一歩踏みしめて進んでいきます。


新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。